本を読むのだ
久々に、今年15冊目。。。
急にペースが落ちてしまった。まあ、事故とか色々あるから仕方ないな。
でも年間100冊はとても無理そうです(別に目標ではないけれど)。

で、久々は、やっぱり宮本輝の「天の夜曲」。
流転の海シリーズの4作目です。

人生とは、運命とは、家族とは、仕事とは。。。

人間が節目と思われるようなときに右か左か、と判断するということは運命なのか?
作者は、それを運命だと思いたくない、とあとがきで述べている。
運命というと何か決まってしまっているというような印象を受ける。自分で選んでいく人生、そこに間違いがあっても納得できる人生。それを模索しながらも、きっと答えはずっとずっと出ない。そんなことを感じさせる小説だ。

でも、判断して前に進んだり後ろに下がったりしないことには、人生は進まない。
嫌になるようなことがあるから、一時の快楽がある。
嫌なことを避けていたら、一時の快楽さえもない。
明日があるさ、という感じなのかな。

なぜか「ニート」なんて言葉が気にかかる。
時代によって、色んな現象が生まれて、それは言葉で補われているような気がする。
少し前の「超氷河期」や「フリーター」もそう。
世間や社会がそんな言葉で包括しても、個々の問題はなんら解決しないのに、そんな言葉に守られている、と勘違いしている人たちが何と多いことか!!
そんな時代でも、自分の思うところや思ってもいないところに進んでいる人は必ずいることを忘れてはいけないと思う。

それが運命なのか、と嘆いたりあきらめてしまう前に、とりあえず、動きたい。
ちょっと動けば判断の連続が待っていて、それは決して間違いではない。

本を読んで久々に色々と面倒なことを考えてしまった。
これもまた判断の一つなのか?
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by susinger | 2005-06-11 00:51 | 小説